元UPS従業員が130万ドル相当のApple製品を盗んだ疑いc

元UPS従業員が130万ドル相当のApple製品を盗んだ疑い（箱入りの製品が表示）

元ユナイテッド・パーセル・サービス（UPS）従業員が、10年間にわたり130万ドル相当のアップル製品を盗んだとして告発された。

彼はカナダのウィニペグにあるUPS倉庫から商品を盗み、人気のクラシファイド広告サイトKijijiで転売した罪で起訴された。

カナダのグローバルニュースが報じた。

裁判所の文書によると、2023年7月から2024年1月の間に、30歳のオービル・マルティレス・ベルトラーノは、キング・エドワード通りのUPS倉庫から130万ドル相当のApple製品約866個を盗んだとされている。ベルトラーノは2013年からUPSとの雇用関係が1月に終了するまで、キング・エドワード通りのUPS倉庫で地域の仕分け監督者として働いていた。

その後、ベルトラーノ容疑者は現金または電子送金で代金を受け取り、Kijijiで商品を販売したとされている。

この事件の主な証拠には、彼の銀行口座への23万ドルを超える現金の入金、および63万ドルの住宅購入と6万ドルの自動車ローンの返済のための説明のつかない資金が含まれている。

警察は1月にベルトラーノ容疑者を逮捕し、窃盗、犯罪収益の所持、犯罪により得た財産の所持の罪で起訴した。

報道によると、容疑者は警察のビデオ録画された取り調べ中に窃盗を自白し、さらに車から押収された現金も盗まれたアップル製品の販売によるものであったことを認めたという。

警察は、ベルトラーノ氏の自宅、車、現金、銀行口座の中身を差し押さえるよう裁判所に申し立てた。