
アップルは不安定な時期を経て、米国と中国での需要回復に牽引され、先月iPhoneの売上が15%増加し、なんとか回復した。
特に中国では、低価格スマートフォンに対する政府補助金の恩恵を受けている現地ブランドにアップルは押され気味だった。そして今、アップル自身も補助金プログラムに加わろうとしているようだ。
中国に来たら…補助金を受け取ろう
South China Morning Post(MacRumors経由)の報道によると、上海と北京の買い物客は、一部のApple製品を最大2,000円(約278米ドル)割引で購入できるとのこと。
でも、落とし穴があるんです。実はいくつかあるんです。
上海では、この特典はAppleの8つの実店舗のいずれかでの店頭購入にのみ適用されます。北京では、市内への配送となるオンライン注文に限定されます。また、iPhone、iPad、Apple Watchの一部モデルのみが政府設定の6,000円の割引対象となりますが、500円の上限も設定されています。一方、一部のMacは2,000円の上限が設定されています。
サウス・チャイナ・モーニング・ポストが指摘しているように、今回の動きは、AppleがJDやアリババなどのサードパーティのプラットフォームに任せるのではなく、自社の小売店を通じて国家補助金プログラムに参加する初めてのケースとなる。
これは稀に見る柔軟性の表れだ。しかし、中国における前四半期のiPhone売上が減少し、XiaomiやHuaweiといった現地のライバル企業が二桁成長を遂げていることを考えると、Appleは競争に生き残るために戦略を微調整する意欲をますます強めているようだ。
drapmeta.com を Google ニュース フィードに追加します。
FTC: 収益を生み出す自動アフィリエイトリンクを使用しています。詳細はこちら。